愛犬のための 症状・目的別 栄養辞典
保存版!犬の体にいい栄養素がすべてわかる!
真剣に愛犬の健康を考える人のための新しい"常識"が満載。
幼犬期から老犬期まで愛犬の生涯の食事をサポート。
健康維持期から病気の際の療法食まで「食材早見表」と「レシピ」でわかりやすく紹介します。
愛犬の隠れた病気を発見するチェックシート(P.62)もご活用ください。
手づくり食の全量の目安は犬の頭のハチ(耳の付け根から上の大きさ)くらい。
我々が「食事摂取基準」どおりに1日30品目を欠かさずに食べなくても大丈夫なのと同じで、
いろんな食材を食べることを心がければ、栄養バランスが崩れることはありません。
人間の残りものや、冷蔵庫に残った食材でOKなのです。
- 健康維持
●幼犬(生後から5ヶ月)
体を作るたんぱく質、骨や歯の主成分カルシウム
●母犬(妊娠期から授乳期)
骨や歯の主成分カルシウム
●成犬
(小型犬/約8ヶ月から10歳 大型犬/約2歳から6歳)
食材早見表1群から3群を1:1:1でバランスよく摂取。
●老犬
(小型犬/10歳から12歳 大型犬/約7歳から)
免疫力や酵素反応を正常に保つビタミン、ミネラル
●運動量の多い犬(アジリティドッグ)
筋肉生成の主成分たんぱく質。抗ストレスで丈夫な体を作るビタミンA、B6、C、E
- 症状改善
●口内炎
細菌に感染しないよう粘膜を強化するためのビタミンA。体全体の機能を強化するビタミンB群。
●細菌・ウイルス・真菌感染症
粘膜を強化するためのビタミンA。抗酸化ビタミン、ビタミンC。感染症を予防するEPA、DHA。
●排泄不良
排泄を促すイヌリン、サポニン。肝機能を強化するタウリン。
抗酸化物質として知られるポリフェノールの一種であるアントシアニン。
●アトピー性皮膚炎・アレルギー性皮膚炎
抗酸化物質のグルタチオン。体内の病原体排除に役立つEPA、DHA。肝機能を強化するタウリン。
●ガン・腫瘍
免疫力強化のためにビタミン、ミネラル。病原体対策に効果的なEPA、DHA。
有害物質を排出する食物繊維。
●膀胱炎・尿結石症
病原体の侵入を防ぐビタミンA。膀胱の粘膜を強化するビタミンC。免疫機能を助けるEPA、DHA。
●消化器系疾患・腸炎
胃腸の粘膜を保護するビタミンA。粘膜を修復するビタミンU。腸内環境を良子にする食物繊維。
●肝臓病
良質のたんぱく質で肝機能の再生を促進。
●腎臓病
たんぱく質の摂取制限に役立つ、植物性たんぱく質。体内からの病原体排除に役立つEPA、DHA。
抗酸化物質アスタキサンチン。
●肥満
エネルギー代謝を助けるビタミンB1、B2。ダイエット効果が期待できるクエン酸。
余分な糖質や脂肪の排出を促す食物繊維。
●関節炎
必須アミノ酸をバランスよく含んだ動物性たんぱく質。関節が円滑に動くのをサポートするコンドロイチン。
骨の修復を促すグルコサミン。
●糖尿病
体内の老廃物を吸着して排泄を促す食物繊維。
●心臓病
血液中の脂質濃度を低下させる水溶性食物繊維。血流をよくするEPA。
●白内障
ビタミンCの抗酸化物質が視力低下を抑えるのに役立つ。
●外耳炎
カリウムの利尿作用と水分の多い手作り食で排泄を促す。
●ノミ・ダニ・外部寄生虫
カリウムの利尿作用と水分の多い手作り食で排泄を促す。
- 愛犬のための 症状・病気別栄養事典 CONTENTS
●本書の使い方
●具だくさんおじやが基本
●手作りごはんで健康な体を取り戻す
●食べ物に関する誤解
- 第1章 健康維持のための栄養事典
●健康なときの食事が体を作る
●食事の量の目安は?
●手作り食への移行方法
●幼犬 <たんぱく質、カルシウム、ビタミンD・Eを摂る>
●母犬 <ビタミン、ミネラル、たんぱく質、カルシウムを摂る>
●成犬 <1群・2群・3群を1:1:1で摂る>
●老犬 <ビタミン、ミネラル、ビタミンC、β-グルカンを摂る>
●運動量の多い犬 <たんぱく質、ビタミンA・B6・C・Eを摂る>
●解毒が必要な犬 <タウリン、グルコシノレート、たっぷりの水分を摂る>
●食事ムラのある犬 <原因を究明することから始めよう>
- 第2章 症状・病気別栄養事典
●病気のシグナル(警告)を見逃すな!
●食事療法について
●食事だけでは治せない病気
●口内炎・歯周病 <ビタミンA・B群を摂る>
●細菌・ウイルス・真菌感染症 <ビタミンA・C、EPA・DHAを摂る>
●排泄不良 <水溶性食物繊維イヌリン・サポニン、タウリン、アントシアニンを摂る>
●アトピー性皮膚炎・アレルギー性皮膚炎 <グルタチオン、EPA・DHA、タウリンを摂る>
●ガン・腫瘍 <ビタミン・ミネラル、EPA・DHA、食物繊維を摂る>
●膀胱炎・尿結石症 <ビタミンA・C、EPA・DHAを摂る>
●消化器系疾患・腸炎 <ビタミンA・U、食物繊維を摂る>
●肝臓病 <良質のたんぱく質を摂る>
●腎臓病 <植物性たんぱく質、EPA・DHA、アスタキサンチンを摂る>
●肥満 <ビタミンB1・B2、クエン酸、食物繊維を摂る>
●関節炎 <たんぱく質、コンドロイチン、グルコサミンを摂る>
●糖尿病 <食物繊維を摂る>
●心臓病 <水溶性食物繊維、EPAを摂る>
●白内障 <ビタミンCを摂る>
●外耳炎 <カリウム、たっぷりの水分を摂る>
●ノミ・ダニ・外部寄生虫 <カリウム、たっぷりの水分を摂る>
●家庭でできる日常ケア <スレ、ショウガ湿布、マッサージ、ストレス緩和>
- 第3章 体に効く食べもの栄養事典
●ドッグフードに含まれる成分 <ドッグフードの成分を身近な食材に置き換え>
●鶏卵 <生活習慣病予防、老化防止>
●牛肉 <成長促進、貧血改善>
●鶏肉 <動脈硬化予防、肝機能強化>
●豚肉 <皮膚の健康維持、血行促進>
●レバー類 <肝機能強化、感染症予防>
●羊肉 <滋養強壮、貧血・冷え性の改善>
●貝類 <疲労回復、コレステロール低下>
●アジ <老化防止、コレステロール除去>
●イワシ <血栓予防、骨や歯の強化>
●カツオ <疲労回復、スタミナ強化>
●シャケ <生活習慣病予防、骨や歯の強化>
●タラ <肝機能の改善・強化、ガン抑制>
●マグロ <老化防止、心臓病予防>
●煮干し、小魚 <骨・歯の強化、精神安定>
●かぼちゃ <老化防止、感染症対策>
●カリフラワー <ガン予防、抗ストレス>
●キャベツ <抗かいよう、ガン予防>
●ごぼう <腎機能強化、解毒促進>
●小松菜 <ガン抑制、解毒促進>
●さつまいも <がん・生活習慣病予防>
●大根 <腎機能強化、整腸>
●トマト <老化防止、ガン抑制>
●なす <夏バテ解消、高血圧予防>
●にんじん <動脈硬化、白内障予防>
●ブロッコリー <ガン・生活習慣病予防>
●ほうれんそう <貧血予防、白内障予防>
●山いも <疲労回復、高血圧予防>
●きのこ類 <ガン、生活習慣病予防>
●豆類 <むくみ解消、スタミナ強化>
●海藻類 <骨・歯の強化、甲状腺腫障害の改善>
●大豆製品 <老化・肥満防止>
●種実類 <スタミナ強化、免疫力強化>
●果物類 <動脈硬化・生活習慣病予防>
●乳製品 <骨・歯の強化、精神安定>
●玄米 <ガン抑制・老化防止>
●穀類 <体力増強、疲労回復>
●植物性油 <コレステロール低下>
- 第4章 効き目で探す栄養素事典
●犬に必要な栄養素 <栄養の基本を再確認しよう>
●糖質 <元気のもとになるエネルギー>
●脂質 <効率のよいエネルギーを供給>
●たんぱく質 <体の大切な部分を作る主成分>
●食物繊維 <腸内の有害物質の排出を促進>
●ビタミンA <目を守り免疫力を高める>
●ビタミンC <抗ガン・抗ストレスに働く>
●ビタミンD <丈夫な骨作りの必須ビタミン>
●ビタミンE <強い抗酸化作用で老化を防止>
●ビタミンK <血液を健康に保ち、骨を強化>
●ビタミンB1 <糖質の代謝を助け、疲労解消>
●ビタミンB2 <皮膚を保護し、成長を支える>
●ナイアシン <代謝を促進し、脳をサポート>
●パントテン酸 <副腎を刺激して、ストレス緩和>
●ビタミンB6 <たんぱく質・脂質の代謝を促進>
●葉酸 <細胞の育成と造血作用に不可欠>
●ビタミンB12 <赤血球を合成して、貧血予防>
●ビオチン <皮膚の健康を守り、脱毛を防ぐ>
●コリン <動脈硬化や脂肪肝の予防に有効>
●カルシウム <骨・歯を作り、精神安定に効果>
●リン <骨を形成し、神経伝達を補助>
●マグネシウム <骨の成分となり、血圧を調整>
●カリウム <体内のペーハーバランスを維持>
●鉄 <ヘモグロビンの成分として必須>
●亜鉛 <皮膚を健康に保ち、発育を促進>
●銅 <ヘモグロビンの生成をサポート>
●マンガン <酵素を活性化して抗酸化に働く>
●ヨウ素 <大切な甲状腺ホルモンの原料>
●セレン <抗酸化作用で細胞の酸化を防ぐ>
●犬に食べさせたらいけない食材
●サプリメントについて
●おわりに
■注意
~サプリメント・ケアグッズの紹介にはお約束の表記~
上記の内容、事例は、あくまでも個人の体験談や感想文であり、商品の効果、効能を暗示、保証するものではありません。
あくまでも個人の主観により解釈している部分があるという事をご理解いただき、ご参考いただけましたらと思います。
よって、これらの事例に応用されている自己管理手段を実行される場合は、利用者個人の責任において行ってください。
そのため、皆様が、当サイトの事例を応用したことにより直接的あるいは間接的に障害や損害が発生した場合は、
当社はいかなる責任も負えないことをあらかじめご理解いただきたく、お願い申し上げます。
薬事法の関係上、このような記載をしなければならないという「大人の事情」がございますので、
その辺を考慮の上、上記の解説を「読み解いて」いただきたいと思います。